こんにちは!
7月29日 8月9日 とお盆参りの為に護摩お休みでした。
そして先日、久しぶりの護摩だったため 座れないぐらい
参加して頂きました。
そして この日の法話は 「悲しみや辛いことはずっとは続かないんだよ」
というお話でした。
観自在菩薩様は 人は何で出来ている?と聞かれたならば
人は 「心と体で出来てます」と答えるでしょう。
でも顔も体格も違うし、心はもっと千差万別です。
「人」と一括りにするにはものすごく簡単で、ものすごく難しいものです。
般若心経にたびたび登場する「空」とは
この世の中に固定化されたものは何一つないということ。
だから人も 「空で出来ている」と言ってもいいそうです。
ということは、悲しいこと、辛いことは もともと固定化した実体が無いので
その「とっても悲しい」 「とっても辛い」
という状態は長く続くわけではないのです。
悲しくても、辛くても、誰かがそばにいてくれたらきっと気持ちは和らいでくるでしょう。
時とともに、考え方もまた変わってきます。
観自在菩薩様が般若波羅密多の修行されたとき
「すべてに不変の実体はないから、その時、その時で心が
安らかになる感じ方や考え方をしていけばいいんだ。別にその感情に
とらわれる必要がないんだ」とわかったのです。
そして観自在菩薩様は一切の苦と厄を除くことが出来たのでした。
というお話をされました。
是非皆様も
今、何かに心がとらわれているならば
自分の気持ち次第で 必ず乗り越えられると信じて
少しでも大丈夫。
一歩進んでみてください。
人は必ず 一歩進めるのですから…